BSE発症しない牛開発/動物(ペット)関連ニュース
ワシントン3日共同通信社によると
キリンビール子会社を含む日米の研究チームが
BSE(牛海綿状脳症)にかからない牛をつくったことを
米科学誌ネイチャーバイオテクノロジーに
(2007年1月)3日までに発表したそうです。
遺伝子操作で
BSEに関係するプリオンタンパク質を除去することで
BSEに感染しない牛の生産が可能になるとのこと。
人間に伝染して起こる
クロイツェル・ヤコブ病の感染を防ぐ手がかり
になるとしているそうです。
BSEやヤコブ病は
脳細胞の表面にある正常型プリオンタンパク質が
異常型プリオンタンパク質により
異常型に変形させられて増殖することで
発症するとされています。
現在は
遺伝子操作でプリオンタンパク質を失くした牛に
異常プリオンを注入し、
BSEを発症しないかを検証中で
この検証結果が出るのは
2〜3年後ということです。
★狂牛病とBSE
以前は「狂牛病」という言葉が頻繁に使われていましたが、
最近ではほとんど「BSE」に統一されているようです。
牛海綿状脳症(Bovine Spongiform Encephalopathy)は
その症状から、俗語で狂牛病(Mad Cow Disease)と
言われるのだそうですが
この病気を精神病と誤解したり
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者への
偏見を煽る可能性があるとして、
現在では使用しない方が良いとされているのだそうです。
カエル激減の原因はツボカビ/動物(ペット)関連ニュース
このところ世界的に
カエルをはじめとする両生類が減少しているのだそうです。
減少している原因はツボカビによる感染とのこと。
特にオーストラリアや中米では事態は深刻なようです。
日本でも昨年(2006年)
関東地方において国内では初めて
カエルのツボカビによる感染が確認されたそうです。
ツボカビは非常に感染力が強く、
発症すれば致死率は90%を超えるというもの。
淡水や土壌に生息し、
両生類の皮膚に含まれるケラチンなどを利用して繁殖し、
高温に弱く、
30℃以上で死滅すると言われているそうです。
ツボカビは、
哺乳類や鳥類、爬虫類などには感染せず、
特に両生類に対して強力な感染力があるようです。
水中を及ぶツボカビの胞子が
皮膚に100個程度感染すると
両生類は皮膚呼吸が阻害され死んでしまうといいます。
ペット用に国際取引が増えていることが
感染の拡大につながっているので、
感染が野外に広がると根絶は不可能とのこと。
カエルの大量死が引き金となり
他の動物の絶滅につながりかねないと
危惧っされているようです。
両生類のペットを飼育している人たちは
・元気がない。
・皮膚に赤い斑点がある。
・体表の粘液がおかしい
などの点に注意する必要がある、とのことです。
爬虫類3割がサルモネラ菌保有/動物(ペット)関連トピックス
東京農工大グループが
全国の開業獣医師でつくる日本小動物獣医師会の協力で
まとめた2005〜2006年の調査結果によると
ペットとして飼われている爬虫類の約3割は
サルモネラ菌を保有していることがわかったそうです。
カメ、ヘビ、トカゲなど計30種類
115匹のふんを分析してわかったもの。
調査結果によると、
ヘビのサルモネラ菌保有率は90%、
トカゲのサルモネラ菌保有率は75%、
カメのサルモネラ菌保有率は18% だったということです。
今回ペットから検出されたサルモネラ菌は
人間と動物が共通に感染するものだが、
通常爬虫類は発症しないため
見た目では区別できないということです。
ペットの爬虫類が原因とされる感染は
小さなこどもや体力のない高齢者が
被害を受けやすく、
新潟県では生後7ヶ月の乳児が
感染によって敗血症になった例が報告されています。
海外では
敗血症・髄膜炎で死亡した例もあるそうです。
急性腸炎などの感染の危険もありますので
小さな子どもや高齢者のいる家庭では
極力飼育を避けるか
触ったあとの手洗いやうがいを励行する必要が
あるということです。
猫にクレジットカード発行/動物(ペット)関連トピックス
シドニーロイターES=時事によると
オーストラリアのバンク・オブ・クイーンズランド銀行が
猫にクレジットカードを発行し
同行が陳謝していたことがわかったそうです。
猫の飼い主のキャサリン・キャンベルさんが
同行の身元確認システムを試そうと
キャンベルさんの口座で
2枚目のクレジットカードを
猫の「メサイア」名義で申請したところ
カードが発行されてしまった、というもの。
キャンベルさんは(2006年)12月4日、
地元のメディアに対し、
「信じられなかった。
人々はこの事実を知るべきであり、
銀行は安全性をより厳重にする必要がある」
と語った、ということです。
猫のメサイア、
地元の人々の安全のために
本当の意味でメサイア(救世主)降臨
といったところでしょうか?
それにしてもキャンベルさん、
実に頼もしい女性ですね、
こんな試みで銀行の安全性をチェックしようだなんて
とても日本人には及びもつかない発想です。
中国で狂犬病が急増/動物(ペット)関連トピックス
人民日報によると、中国衛生省は、
2006年1月〜9月までの
中国全土の狂犬病発生数は昨年同期比約30%増
の2,254件に上ったと発表したそうです。
9月だけで318人が狂犬病で死亡したとのこと。
中国の感染症による死亡者数では
5ヶ月連続でトップだそうです。
狂犬病が蔓延している背景には
都市部のペットブームなどがあると
考えられているようです。
10年前の1996年の
中国全土における狂犬病発生数はわずか159件、
その急増ぶりがうかがえます。
急増の原因としては、
都市部においても農村部においても
犬を飼う家庭が増えていること、
飼い主が予防注射などの狂犬病対策を怠ったり
噛まれた後の適切な治療が施されていないこと、
などがあげられます。
北京の日本大使館もホームページで
中国に滞在している日本人向けに
むやみにペットを購入しないよう注意を
呼びかけているそうです。
予防措置の徹底と
犬の飼い主のマナーの向上が求められるところです。
