経済効果160億円のホッキョクグマ/動物(ペット)関連ニュース
2006年12月に
ベルリンの動物園で生まれた「クヌート」は
母親トスカが育児を放棄してしまったため、
動物園の飼育チームに育てられたホッキョクグマ(雄)です。
マスコミに一般公開したところ、
世界中の人気者になり、
クヌートを見るための観光ツアーが組まれたり
クヌートグッズが飛ぶように売れているということです。
更にクヌートの歌や着メロまで作られ、
ベルリン動物園の株は、
クヌート一般公開の3月から急騰しているとか。
クヌートが生み出す経済効果は、
今後数十年で1億ユーロ(約160億円)にも
達するだろうと推測されているそうです。
クヌートフィーバーが過熱する一方で、
動物愛護家からは批判の声も出ているそうで、
「母親が育児放棄をしたのに、
人工的に、自然の摂理に逆らって
クヌートを育てたのは良くない」というもの。
中には、
「クヌートの命を絶ってあげるべき」
という過激な意見もあるとか・・・。
しかし、クヌートは、
絶滅の危機に瀕している種に属するホッキョクグマ。
種が絶えてしまうのは
地球の生態系にとっては好ましくないことなので
人工飼育もやむを得ない、というのが
飼育擁護派の人たちが主張するところ。
ところで、なぜクヌートの母トスカが
育児拒否をしたのかについては
まだ詳しい分析などは発表されていないそうですが
考えられる1つの説として、
トスカがサーカスで生まれ育ったために、
トスカ自身が母親から
きちんとした育児を受けてこなかったため、
子供の育て方がわからず
育児を放棄してしまったのではないか
というようなものが上げられているそうです。
その他にも、
ストレスが原因で放棄したなど、
いくつかの説が出ているようです。
当分の間、この
クヌートフィーバーが続くことでしょう。
クヌートがまだ小さくて愛らしいうちに
是非その姿を見てみたいものですね。
